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勉強が好きになる方法【小学生の場合。やる気を出させる】

勉強が好きな子の保護者の方には共通点があります。

それはどれも特別なことではありません。

ですが、家庭は日々を積み重ねる場所なので毎日の積み重ねに直結してきます。

勉強好きな子、言わなくても勉強する子を育てている保護者の方の共通点を探してみました。

勉強ができることを貶めない

まず、大事な前提条件がこれです。

「あの人は勉強ができるからって威張ってる」「勉強できたって幸せにはなれない」「勉強しかできない人はバカ」など、勉強ができることを貶めたりバカにしたりするような言動をしている保護者の方のもとに勉強ができる子は育ちません。

小学生の子はまだ価値観が育っていません。

価値観が育っていないうちは親の言うことが絶対です。

親が「勉強だけできる人は最低」などというと、「勉強できる人=最低」という図式が頭に刷り込まれてしまいます。

親としては「勉強『だけ』できる人」という意味で使っています。

勉強ができて人柄もよかったら別にそんなこと言わないわよ、という方もいらっしゃると思います。

ですがお子さんはこんな小さな助詞の使い方に引っかかるような繊細な言語感覚は持っていない子のほうが多いのです。

こうして、「うちのお父さん/お母さんは勉強ができる人が嫌いだ」という印象を受けてしまったお子さんは、できるだけ自分が親に嫌われないようにふるまいます。

勉強すると嫌われるかもしれない、という感情が生まれてしまうと勉強する気持ちがなくなります。

明確に言葉で言えませんが、実はこういう経験をして「勉強ができるのは悪いことだと思っていた」「勉強ができるのは人間として欠陥があるように思っていた」という人は意外に多いのです。

もし親が勉強できる人に対して好意的なコメントを日々繰り返していたら勉強嫌いにはならなかったかもしれません。

こういうことを聞くと、本当にもったいない話だと思ってしまいます。

「やっぱり勉強ができる人って素敵だね」「あんな難しい問題ができるなんてかっこいい!」と素直な気持ちでほめてあげたらきっと勉強嫌いには育たなかったのではないかと思います。

そして、この方法は小学校低学年~中学年限定です。

小学校高学年からは無理だと思います。

親の価値観を頼りにしている小学校低学年~中学年のうちに気を付けてみてください。

勉強ができないのを怒らない、バカにしない

お子さんが勉強ができないことを怒ったり、バカにしたりしてもいけません。

最初はわからないのは当たり前ですし、学校でも家でも「間違ってもいいんだ」と教えるはずです。

ですが、あまりに何度繰り返してもお子さんができるようにならないと「何でこんなことが分からないの?」「もっと考えたらわかるんじゃないの?」など、お子さんを否定することをつい言ってしまいがちではないでしょうか。

親のイライラは子どもに伝わります。

そして、「こんなことが分からないなんてきっと自分はだめに違いない」「お母さんがすらすらできることが自分にわからないなんて、自分はバカなのかもしれない」という思考を育ててしまいます。

勉強ができる子は、小学校のうちは間違いなく自己肯定感は強めです。

自分はだめ、バカという思考はお子さんに自己否定を植え付けてしまいます。

「どうせわからないし」「どうせやってもだめだし」という思考回路になってしまうと取り返しがつきません。

何度言っても分からないお子さんに同じことを繰り返し教えてはいけません。

なぜなら、その説明が悪いからお子さんが分からないのかもしれないのです。

いろいろな説明方法があること、いろいろな勉強方法があること、そしてそれは人によって合う合わないがあることを伝えられたらパーフェクトだと思います。

もしわからないことがあったら、それは頭が悪いのではなく勉強法やアプローチが分からないのだということを自分で分かったとき、お子さんは自分を肯定できるのだと思います。

勉強に対するアプローチについては、普通の保護者の方は素人です。

タブレットを使った学習や講義などを使って、分からないところだけプロの手を借りるのが一番良い方法かと思います。

スマホ、テレビを遠ざける

スマホとテレビに費やす時間は1日何時間だか把握していますか?

未成年のスマホ利用時間の平均は1日3時間です。

小学生は早く寝る子も多いでしょうから、1日に起きている時間を朝6時から夜9時までと仮定したとき、その中の3時間をスマホやゲーム、テレビに取られてしまう計算になります。

朝6時から夜9時までは、およそ15時間。

そのうち、8時から15時(高学年になると16時)まではお子さんが学校にいる時間です。

15時間からその7時間(高学年なら8時間)を引くと、残りは7時間ないし8時間。生活時間(食事+着替え、入浴など生活するのに必要な時間)は3時間と推定されます。

すると、1日のうちお子さんが自由に使える時間は4時間から5時間。

そのうち3時間をスマホやテレビに費やしてしまうとしたら、お子さんが知識や好奇心を育てるために使える時間は1時間から2時間しかないのです。

もっと悪いことに、スマホやテレビから受ける刺激は一方通行です。

娯楽は単純な快楽を脳に与えます。

たくさんのチャンネルやアプリ、ゲームが生まれ、様々なサイトが生まれていますが、それらの目的はただ一つ、「できるだけたくさんの時間を自分の媒体で浪費してほしい」ということです。

1日は24時間しかありません。そのうち、どの媒体で何時間使わせられるかがその媒体の価値とされています。

1日12時間のめりこませるゲームと、3時間しか滞在してくれないゲームがあったら、1日12時間のめりこませるゲームの価値のほうが高いではありませんか。

そのため、スマホやテレビは「どのくらいの時間を浪費させられるか」ということを主眼に置いて作られています。

小学生は睡眠にも時間を費やさねばなりません。

その中で娯楽に時間を割く必要はありません。

むしろ、何もしないでぼーっとしている時間が今のお子さんにはありません。

ですが、ぼーっとする時間をたくさん過ごせたほうが、本当にやりたいことが早く見つかるという説もあります。

たくさん話をする

文章がうまい下手はどこで分かれるでしょう?

実は、どれだけたくさん話をしたか、できたらたくさんの人の前で話をしたことがあるか文章がちゃんと書けるかどうかを分けるといいます。

そのため、企業に入社すると新入社員の文章力を高めるためにたくさんの人の前で話させるというミッションを研修に組み込んでいる会社も少なくありません。

たくさんの人にわかるように工夫して話す経験によって、人にわかるように説明できる能力が育つといわれています。

自己完結せずに、自分の言いたいことを大勢に伝えることができるお子さんに育てるにはたくさん話させる方法はないと考えてよいと思います。

大勢の人の前で話す機会は小学校では少ないかもしれません。

多くてクラス全員の前、30人から40人が最大でしょう。

ですが、家の人の前で30回話すことと、クラス全員の前で1回話すことは同じです。

たくさん話をする機会があることがお子さんの「話したいことを整理する」=「論理的に考えられるようになる」という力を育てるのです。

ですから、お子さんとはできるだけたくさん「話し」をしてください。他愛ない話でいいのです。

ですが、それが自分にわかるように「なんで?」「どうしてそうなったの?」などの疑問を挟みながら聞いてください。

分かりやすく話す能力があるお子さんは例外なく頭が良いです。

そして、この頭の良さは家庭で育てることができます。

質問には答える

質問にはなるべく丁寧に答えてあげましょう。

ですが、小学生の質問は意外に難しいので、保護者の方が答えられない質問も多々あると思います。

質問に答えられない場合は、一緒に調べます。

辞書でもいいですし、ネットでもいいでしょう。

きちんとした参照元を探して一緒に調べればお互いの知識になります。

その時にWikipediaは使わないほうがおすすめです。

Wikipediaはきちんとした監修をかけられているものではないので、偏差値が上のほうの大学ではWikipediaをレポートや論文等の参照元として認めていません。

Wikipediaはみんなが楽しみながら作っている辞書です。

きちんとした学術的な記述もありますが、そうではなく裏付けはないものもありますので、なんでもかんでもWikipediaを参照させる癖はつけないようにしましょう。

本を読む

すぐに結果が出るものではありませんが、思考力や読解力は読書量に比例します。

たくさんの本を読みましょう。

これは、お子さんだけ読めばいいというものではありません。

本を読まない保護者のお子さんは自分で本を読むようにはなかなかなりません。

そうはいっても、難しい本を急に読んだりする必要はありません。

一番お勧めの方法は、お子さんが学校や図書館で借りてきた本を保護者の方も読んでみることです。

その本についての話も一緒にできますし、内容に対する感想も言い合えたりして、親子の会話の幅が広がります。

子育てのチャンスは1人につき1度だけ。

楽しみながら「頭の良い子、勉強のできる子」を育ててください!

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