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小学生のタブレット学習講座。メリット・デメリットは?

タブレット学習自体にもメリットとデメリットがあります。

今流行の勉強法のために、タブレットだったらどんな子でも文句なく学習ができる!というのは間違いです。

タブレット学習のデメリットとメリット、タブレット学習に向く子のタイプと向かない子のタイプ、学習教材別のメリットとデメリットをまとめてみました。

タブレット自体のメリット・デメリット

ここでは、タブレットが基本ですがスマホ・PCを含む教材と規定されているものも「タブレット教材」として整理しています。

タブレット学習のメリット

タブレットとネット環境でどこでも勉強できる

重い紙教材を持ち歩かなくても、タブレットとネット環境さえあればいつでもどこでも学習ができます。

起動に時間がかからないスマホ対応可能でしたら、本当に5分、10分という隙間時間を使って学習をすることができます。

移動の途中でも学習可能なので、忙しいお子さんでも利用しているようです。

動画で学習できる

理科、数学、社会という、文字だけではイメージしにくい教科を視覚的に動画で学習することができます。

図形問題や実験などは、視覚的に理解した方が身につきます。

単なる知識としてではなく、生きた知識として身に着けるには視覚情報が欠かせません。

タブレット学習では、動画を用いている学習もあります(ないものもあります)。

ただ、問題を解くだけに使うのではなく、視覚教材を多用してくれている学習教材なら、学習の臨場感も変わってくることでしょう。

丸つけや添削が一人でできる

タブレットの中には、自動採点機能がついているものがあります。

問題を解いて「採点」というボタン(教材によって呼び方は異なります)を押すと、自動で一気に丸つけをしてくれるため、早く答えが知りたいお子さんにはぴったりです。

また、忙しくて普段学習教材の丸つけ等してあげられないという保護者の方には助かるツールです。

取り掛かりやすい

教科書や問題集を開いて、今日はどこからだったっけ?と「探す」という行為は、子どもの性格によってはやる気を奪います。

もちろん、この「探す」に関しては、前にやった時に付箋を貼っておいたり、しおりを挟んでおいたりすれば解決できます。

お子さんによっては難しいタイプのお子さんもいるかもしれません。

タブレットは以前やったものを記憶してくれている機能があるものがほとんどです。

起動させたら、「今日はこれ」と提示してくれることでお子さんのやる気を損なわない状態で学習に向かわせることができます。

タブレット学習のデメリット

SNSにアクセスできてしまう

タブレットによっては、SNSに直接アクセスできてしまうものがあります。

フィルターがかかってはいますが、やり方さえ覚えてしまえばアプリのダウンロード等ができてしまうものもあるということです。

親の知らないところで教材用のタブレットを使い、個人情報がわかってしまうようなLINEやTwitterにお子さんが手を出してしまったという話は実際にあります。

タブレットを持たせるのなら、SNSに対する学習もお子さんにさせておく必要があります。

また、完全に学習専用タブレットで、ほかの機能にはアクセスできないというものを使っている教材もあります。

学習のほかの用途には使えません。

紙に書く作業量が少ない

「書く」という作業を通じて、脳細胞が活性化します。体の末端をコントロールして動かすことによって、神経を発達させていくのです。

また、紙に書くことは間違いが残る(=視覚的に刺激が与えられる)ので、記憶に残りやすいという一面もあります。

タブレットで選択させるだけ、という学習教材は選ばない方が良いと思います。

東京大学へ進学するようなお子さんは、スマホの学習アプリの使用率が少ないという統計が河合塾で出ています。

無料のスマホのアプリは、複雑な機能を持っていません。

選択問題ばかりです。選択するだけでは本当の学力はつきません。

また、自分で解いた問題集や、書き込んだノートの量を見て「勉強した!」という実感を感じるタイプのお子さんには、目に見えた量として蓄積しないタブレット教材は不向きです。

じっくり考える時間が取りにくい

タブレットは、操作ボタン一つで回答が見られます。説明も受けられます。

そのため、じっくり考える習慣がつきにくいといわれています。

保護者の方が監督についていれば別ですが、タブレット教材は自分一人で丸つけまでを行えます。

よく考えずに答えを見てしまう癖をつけないよう、注意が必要です。

ゲーム自体が目的になってしまいやすい

これがよく言われているデメリットですが、心配いらないと私は思います。

ゲーム自体が目的になっていたとしても、授業が分かるようになってきたり、テストで点数が取れるようになってきたりするのは子供たち同士でも敏感に感じ取ります。

ゲーム目的で始めたことでも、「できる自分」が心地よいと思えるようになれば、どんどん進んで学習していくようになります。

タブレット学習が合う子・合わない子

メリットとデメリットをあげてきましたが、そもそもタブレット学習が合うと合わないはお子さんのタイプによっても違うことがあります。

その一例をあげてみます。

タブレット学習が合う子

人から指摘されるのが苦手な子

親から、または先生からミスを指摘されるのが苦手なタイプのお子さんがいます。

反抗期とかとは関係なく、プライドの高いタイプのお子さんです。

タブレットだと、注意されている感が少なくて済むようで、何度も繰り返して間違うことが苦痛でなくなります。

勉強に対する敷居が下がるようで、このタイプのお子さんにはタブレット教材は向いています。

間違いに逆上しやすい子

上と似ているのですが、間違ったことが許せずに逆上しやすいお子さんも、相手が感情のないタブレットだと黙々と取り組めるということがあるようです。

ガジェット機器に興味を持つ子

ガジェット機器とは、ざっくりいうとスマホやタブレットなど、いわゆる子供の身近な「通信メカ」です。

このタイプの機器が大好きなお子さんは、タブレット自体に興味津々です。学習にも入りやすいのではないでしょうか。

視覚優位タイプの子

文字を見て覚えるよりも、目の前で動く教材のほうが頭に入りやすいお子さんもいらっしゃいます。

教科書を読んでも頭に入らないけれど、実験など学校でやったことはすごく覚えている、というお子さんは視覚優位タイプかもしれません。

長時間考えるのが苦手な子

タブレット学習は、長時間考えるタイプの学習には向いていません。

タブレットと紙を併用している学習方法もありますので、併用の学習方法はこの限りではありません。

タブレットだけだと長時間考える作業は生まれにくくなります。

逆に、長時間考えるのが好きではないお子さんはタブレットのほうが取り組みやすいようです。

タブレット学習が合わない子

じっくり考えたい子

タブレットのみの学習は向きません。

タブレットと紙教材を併用しているタイプの学習教材なら大丈夫です。

視覚刺激に敏感な子

視覚から刺激が入りすぎることによって、かえって混乱してしまうお子さんもいらっしゃいます。

また、教材によっては特定のコンテンツにゲームのようなBGMを使うものもあります。

それによってかえって気が散ってしまうようなことがあれば、紙教材のほうが良いかもしれません。

鉛筆を動かして勉強したい子

字を書くのが好き、というタイプのお子さんもいらっしゃいます。

女子に多いようです。

ノートにまとめたり、きれいに書いたりするのが好きなお子さんは、タブレットだけでなくタブレットと紙ベースの問題集を併用するのが良いようです。

コンピュータトラブルに弱い子

タブレットはコンピュータなので、もちろんコンピュータトラブルがあります。

フリーズすることもありますし、故障することもあります。

そういったトラブルがとてもストレスになり、イライラしてしまうお子さんには向きません。

人に教えてもらいたい子

保護者の方と勉強するのが大好き、というお子さんもいらっしゃいます。

タブレットで一瞬にして解答に○×がついてしまうのを、味気ないと思ってしまうお子さんもいらっしゃいます。

アナログ作業が好きな子、保護者の方と勉強するのが大好きなお子さんには、タブレットメインではなくタブレットを補助教材として使うとよいようです。

タブレットを使う小学生学習講座

小学生講座について詳しくは別記事にありますので、ここではメリットとデメリットを中心にまとめました。


スマイルゼミ

専用タブレット(ほかの用途に使えないタブレット)を使用して行う学習教材です。

ペンも使い、算数と理科については動画教材を使用しています。小学1年生から受講できます。

スマイルゼミのメリット

ペンを使うため、「紙ベースでないと手を動かさない」というタブレットの弱点を補うことができます。

学習専用タブレットのため、SNSにお子さんが自分でつないでしまうなどのリスクも回避できます。

スマイルゼミのデメリット

スマイルゼミにしか使えないタブレットですので汎用性は低く、受講を辞めたら使えません。

また、専用タブレットを使うものは、自前のタブレットを使うのに比べて月々の費用が高くつきます。

また、月々データが更新されるタイプの学習教材なので、先取り学習などには不向きです。


スマイルゼミの資料請求はこちら。


スタディサプリ

さまざまな講義内容の講座が合計10,000以上自由にみられるタブレット使用教材です。

web上での確認問題を解くときは自動で丸つけがされますが、さらに定着するためには紙のテキストも何度でもダウンロードできます。

講座を見るのに制限はありませんので、小学校4年生であっても高校3年生の物理の授業などを見ることができます。

英語は別料金です。

タブレットは家にあるものをそのまま使えます。

また、スマホ・PCでも受講が可能なので、PCをテレビのスクリーンにつないで大画面で見ることもできます。

スタディサプリのメリット

先取り・復習が自由にできるため、高校生が小学生の内容を復習することも、小学生が高校生の内容を学習することもできます。

学びなおしに社会人が使用していることもあります。

1つの講座が15分と短めなので、集中力が付きにくいお子さんでも取り組みやすい内容になっています。

スタディサプリのデメリット

添削式の教材ではないため、即時質問には向きません。

コーチをつけることができるコースもありますが、別料金です。

じっくり考えられる姿勢は身につきますが、すぐにわからないといやになってしまう、というお子さんには不向きかもしれません。


スタディサプリ小学・中学講座ページはこちら。


Z会

大学受験で有名なZ会は、小学生から通常コースと中学受験コースに分かれています。

タブレットは家にあるものを使うこともできますし、タブレットを取り寄せて使うこともできます(別料金)。

Z会のメリット

自宅学習で中学受験を目指したいお子さんに最適です。

質問をすることもできるので、わからないところはそのままにしないでおくことができます。

Z会のデメリット

内容は難しめです。

きちんと学校の授業だけで理解できるようなお子さんでないと厳しいかもしれません。

学校の復習用というよりは、さらに一段上を目指していきたいお子さんに向いています。


Z会の通信教育小学生コース・資料請求はこちら。


進研ゼミ小学講座

タブレットを使うチャレンジタッチコースでは、教科書準拠の内容を学習することができます。

附属の知育教材も毎月ついてきます。

タブレットで学習するだけでなく、紙ベースのオリジナルスタイルコースもあります。

進研ゼミ小学講座のメリット

会員数が大変多いため、数々のデータから「重要」「間違いやすい」など分析された問題を重点的に行うことができます。

進研ゼミ小学講座のデメリット

評価が甘めのため、中学受験など、学校の勉強よりも一段上を目指したいお子さんには不向きです。

知育教材は毎月ついてくるため、役に立つ反面「たまりすぎる」「処分に困る」などの声もあります。


進研ゼミ小学講座の資料請求はこちら。

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